mirimesi

1: ぐるぐるきゃんでぃ 2016/01/24(日) 15:18:01.53 ID:CAP_USER*.net
 戦場で食べる携帯食料のMRE(ミール・レディ・トゥ・イート)を3週間食べ続けると、
人はどうなるのか-。こんな研究を米軍が大真面目で始め、モニター(被験者)を募集している。
腸内細菌への影響を調査し、免疫力を高めるメニューの開発などに役立てるというものだが、
世界各地から「ミッション・インポッシブル(不可能な作戦)かもしれない」と危惧する声が出ている。
理由はその「味」にあるようだ。

保存性抜群、機能的だが

 米陸軍によると、応募条件は18歳から62歳。減量を試みるものではないとし、200ドル(約2万3千円)
の報酬ももらえるという。“主役”の戦闘食料については日本でも「ミリメシ」(ミリタリーなご飯)として、
その味や保存性に注目が集まった。なかでも元祖といえるのが米軍だ。

 高温多湿など劣悪な環境下での保存性や輸送耐久性に加え、カロリー補給や伝染病予防を考えた戦時食料として、
米軍では第二次大戦前から「Cレーション」などの携帯食パックを開発した。缶詰や干し肉、コーヒーなどを
セットにした機能的なもので、第二次大戦時には肉類の缶詰をメーンにビスケットなども加えたKレーションが登場した。
1975年からはMREとして統一され、米軍の戦闘時の携帯食となっている。

 こうした戦時携帯食についてはさまざまなエピソードがあるが、MREで最も知られているのは、
味や食感についての評価が芳しくないことだ。

味にまつわる伝説

http://www.sankei.com/west/news/160124/wst1601240012-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/160124/wst1601240012-n2.html

 当の米兵がMREの頭文字をあてて「ミールズ・リジェクテッド・バイ・ザ・エネミー(敵も拒否する食事)」
「マテリアルズ・レセンブリング・エディブルズ(食べ物に似た物質)」と評したこともある。

 また、わざと不味(まず)く作ってあるとの説もある。美味しいと、上官の目を盗んで“早弁”する兵が続出し、
肝心な時に「食料がありません」となるので、こうしたトラブルを防ぐため、というのが根拠だ。

 ともあれ、研究はいたって真面目なもので、陸軍研究機関の食品部門が主催している。腸など消化器系にいる
細菌がMREでどう作用するのか調べるとともに、腸内細菌で食中毒を防ぐことについての研究などを行う。
また消化を早めたり栄養分を追加する効果的な方法を探る。

メニュー新設

 このため被験者は3週間の食事をMREと水、ブラックのコーヒーのみで過ごす。応募者にとって味と
メニューの乏しさが問題であることは軍も認識済みのようで、同機関ではMREの複数の材料を調理しなおし、
プディングケーキやクリームラテ、メーンディッシュになり得るブリトー(メキシコ料理)などを作って
被験者が飽きないようにするという。

 外野としては、MREの味や、兵士の精神に与える影響についても調査・発表してもらいたいものだが、
研究対象が腸内細菌うんぬんだけに、結果は“味気ない”ものになりそうだ。

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